再考察

HARU

2012年10月02日 22:53

前回、海に行く時間がないから淡水に行っているなんて書きましたが…


改めて冷静に考えてみる…までもなく、ずばりハマってます(笑)


先週は訳あって山口に行きましたので、◯山ダムを叩いてきました。


このダムは私が中学生の頃にはすでにバスが入っており、30cmあるなしクラスが未熟な私にもポツポツ釣れてました。


その後、山口を離れ福岡に来た私の耳には「ボートで出ればトップで入れ食い」などという情報が入ってきていました。


それからの経過時間を考えると現在では既に安定期に入っており、さらに毎日ボート勢から攻められているので、かなり難しいダムになっていると想像できます。


が、しかし(笑)


私も、


タックル的にもテクニック的にも(ほぼタックル的にですが)進化してますので、腕試し的に◯山ダムに挑んだわけです。


さて当日、


到着時間が遅かったので既に炎天下。


バズベイト →スピナーベイトで無反応。


でも、焦らない。


この◯山ダムは立ち木がすごくて、中坊の頃はお財布事情でほぼ6インチワームのテキサスリグばっかりでしたが、今の私にはベイト・フィネスタックルがあります。


先々週、福岡某所で最高にハメたエグジグ・ハイパーハンハントレーラを早速投入。


無反応。


「思ったよりもタフ・コンディションですかな?」←この頃はまだ余裕あり(笑)


ワッキーやバックスライドなどノーシンカーものを投入するも、沈黙。


ネコ・リグ、ダウンショット・リグを投入し、バイトが得られない時点で結構なパニック(笑)


完全におかしい。


当然「魚が…」ではなく、


こういう時は自分の考え方が根本から間違っている場合がほとんど。


もう一度、自分の攻め方を冷静に振り返ってみる…


これはやっぱり・・・


よくある落とし穴。


釣れないとタフってると思って、ルアーを小さく、ゆっくり、おとなしくしていってしまう。


「自分が釣れない」イコール「タフ・コンディション」ではない。


ここでフィネスタックルをやめ、14lbライン、ミディアムタックルに持ち替え。


目には見えないけれども水中に「いい感じ」の立ち木があることをライト・リグで確認済み。


そこにクランクを当てて…


散々ライト・リグで叩いた後…そんなにうまくいくものか?


相手は毎日叩かれているスレっからし。多分一投目で食わせられなかったら、次は追ってさえこない。


不安になりつつもトライする以外にない。


選択したルアーはO.S.PさんのブリッツMAX-DR。カラーは水の色からホットタイガー。


着水後ファストリトリーブで潜行させてからのステディリトリーブ。


立ち木に上手くコンタクトでき、ブリッツの抵抗が変わって上手くヒラ打ったな…っというところで、ゴンっ!


ヨッシャ!


と思ったものの、「スタックした?」と疑う重さ。


が、次の瞬間確かな生命感。


喜びがこみ上げてくる…のも束の間、絶対バラしたくないというプレッシャー。


途中 でフロントフックが外れるというヒヤヒヤ状態だったもののなんとかキャッチ。


45up(毎回の事でスミマセン、メジャー持ってません)。








値千金の一尾!





って、書くとなんか凄いことしたみたいでしょ(笑)


正直いうと…


これ、マグレです。


じっくりルアーを観察させたら食わせられないと考え、速い動きのルアーを選択してます。

意図的に立ち木に当ててヒラ打たせてます。

少しでも水の動きのあるエリアの、しかもその中で一等地と思われる場所を選択してます。


でもですね…


このあと同じような条件と思われる場所を同じやり方で打ったんですが、ノーバイトでした。(再現性が得られないというやつです。)


そうなるともう、何故ヒットしたのかが解りません。


手を変え品を変え、場所も変え、持ち駒の全てと言わないまでもほとんど導入してノーバイト。


つまり値千金の一尾ではありますけど、逆に言えばその一匹がなければ完全なるノーフィッシュ状態。


対「◯山ダム」


(限りなく完封に近い)惨敗。


中坊の時より多少お財布事情が良くなっただけで中身は進化してませんでした(笑)


克服しなければいけない課題が山積みです。


ただ、他ならぬ釣りのことなので、落ち込むどころかワクワクしてきてます。


もう病気ですね(笑)


あなたにおススメの記事
関連記事