シーバスお勧めカラー(その5)

HARU

2008年02月07日 22:46

カラーセレクトの話、最終回(の予定)です。

今更ではありますが僕にとってカラーチェンジとは「気分転換」程度であることが多い。

ラーメン屋で例えれば「オヤジのキャラ」くらい。
スープの旨味や麺の食感に比べれば「たいした問題」ではない。
余りに頑固であったり、ぼったくりでない限り、ラーメンを食べることに関してそうそう影響するものではない。

カラーがマッチしていなくても何らかの反応はあるはずである。
一番怖いのは自信が持てずルアーを疑ってしまい、自分のゲーム展開を行えない状態に陥ることだと思います。

さて問題です。
あなたは海で撒き餌をしています。魚がウヨウヨ寄ってきました。
針にはオキアミが付いています。
仕掛けさえ海につければ爆釣間違いなしです。

この状況で一匹も「釣らない」為にはどうしますか?

魚の口に入らないくらい大きな針にする。それもいいでしょう。
なんなら針をつけないとか。。。それは反則です。

一番真っ先に考えるのはウヨウヨいる魚たちの届かないところへ仕掛けをいれることでしょう。

少々回りくどくなりましたが、針が魚に届いていない状態が釣りでは致命傷になります。多少餌がおかしかろうが、ラインが太かろうが釣れる確率はゼロではありません。

ルアーやフライは疑似餌であるがゆえに「コレでは見切られているのでは?」という不安が起きやすく、経験が浅い釣り人でこの傾向は強くなります。

この不安がおこると無意味で過剰なルアー(フライ)チェンジをしてしまいます。

そう、ルアーチェンジの間、針は魚に届いていないのです。例えスナップを使用しているとしてもタックルボックスを開けたり、フックカバーをはずしたり、回数が増えれば増えるほど針が水に使っていない時間が増えるのです。

僕もルアーチェンジはします。でもカラーチェンジの為ではほとんどしません。

では、どういうときにカラーチェンジの為の交換をするのか?

答えはこうです。
イエローバックで魚がミスバイトしたとします。
「見える」カラーを使っていたおかげで魚が出てきた場所は確認できています。
もう一度その場所へ投げますが、一度相手は偽物に反応してしまった奴ですから、ちょっとスレてます。
サイズ、シルエット、アクションは変えずに「さっきとは違う」というニュアンスを入れてやった方が効果的です。

ここでイエローバックを使っていたもう一つの意味が出てきます。

一段と疑りぶかくなった相手には刺激の弱いカラーの方が効果的です。

もし最初から大人し目のカラーを使っていたら、ここで派手なカラーを使うことになります。
やはり、イエローバック→目立たないカラーの順ですね。

私の場合、釣れないなぁ~と感じたときにやるのは、トレースコースの変更、リトリーブスピード・アクションの変更、その次にやっとシルエットやサイズ、あるいはレンジを変更する為のルアーチェンジ。
そしてその次くらいにカラーチェンジします。

カラーっていうのはその位のものです。
いままでカラーが決め手と思われる状況に幾度か遭遇しました。
そのときはまさに「そのカラーを持ってて本当に良かった。おかげで爆釣!」という状況でした。

が、

「そんな確率的に低いことのために時間やお金を裂いてはいられない」

というのが私の今のところの答えです。


ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー カレントマスター R50

旧R50の高浮力が使いやすかったんですけど。これはどうでしょう?使ってみたいです。


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