よいミノーとは(飛距離:その2)
なかなか満足に釣りにいけない状態が続いています。
近所の野池でバス打つのがやっと。
・・・となればブログ内容はタックルやテクニックに関するものになってしまいがち。
はたして私の偏った理論などニーズがあるのか分かりませんが・・・・。
おそらく皆さんが欲しいのは「糸島春イカ情報」でしょう?
ちゃんと釣れてますよ。私が得ている情報だけでもキロアップ出始めてます。ただキロアップとはいえ1kgちょいが多い様子。
そして今年の特徴は秋イカサイズが結構釣れてること。
さて、世間のニーズに答えたところで、約2ヶ月放置していた
ミノーの話の続きです。
今回は重心移動システムについて。
そもそも重心移動システムとは?
泳いでいるときはヘッド側にあるルアーの重心をキャスト時にテール側に移動させるシステム。
ここで実験してみましょう。
用意するものは紙飛行機と洗濯ばさみ。
洗濯ばさみを写真の
赤丸の部分につけて飛ばしてみてください。
どうでした?
次に
青丸の部分に付け替えて飛ばしてみてください。
明らかに飛びが違うでしょ。
なぜに前方(赤丸)重心のほうが安定して飛ぶか?
ザックリ言えば理由はこう(ホントはイロイロ理由あります)。
重量がある(比重が高い)ほうが、
より低速でも空気抵抗に打ち勝てます。
後方重心にすると重量のある後部が前部を追い越そうとするので姿勢が安定しません。
ミノーはリップで水をつかむために頭部よりに重心があるほうが安定して泳ぎます。
キャスト時はテール側が前方となって飛んでいきますので、重心がそのままヘッドよりだと例の「追い越し現象」がおき、飛行姿勢が安定しません。
そこでキャスト時は重心をテール側に移動させる必要があるのです。
これは簡単なようで実は奥深いシステムです。そのため各社、様々な工夫がなされてます。
重心移動システムの原理はこの位にして、次回「その3」(掲載時期未定)では重心移動システムの種類を紹介しましょう。
ちなみに・・・最初からテール側に重心があるルアー、トップウォーターのペンシルやポッパーなどは重心移動システムを搭載する必要がありません(当たり前ですが)。
写真のバスのヒットルアーはこれでした。
↓ ↓ ↓
NORIES(ノリーズ) クリスタルS立ち上がりがよく、低速でもアクション維持できます。春はスピナベのスローロールが効きますね。
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