ワインド(マイクロ・ワインド)

HARU

2011年05月31日 23:41

前回「匂い・味付き」ルアーのことについて書いたので良い機会だと思い、今回はマイクロ・ワインド釣法について書きます。

さてマイクロ・ワインドですが・・・いや、その前に・・・

最近私が使い倒しているロッド名を伏せたままだったので公表しておきます。
(ちょっとした大人の事情が解けましたので)。

ズバリ

ブリーデン GRF-TR68strange です。

LEON氏や68ストレンジユーザーの方々が言うように本当にそんなに素晴らしいロッドなの?・・・と検証してみたくて非常に興味があったんですが、庶民派の私にとって完全に予算オーバー。

ソリッドティップのロッドは欲しいんですが、高くとも2万円台中盤が希望。

いろいろ物色しながらも、やはり気になるので68ストレンジの在庫も調べると・・・。

68ストレンジって売ってないやん

ネットでも近所のショップでも、ありとあらゆるところで在庫なし。欲しいと思っている方も多いようですし、「こりゃ手にはいらんわ」と諦めてました。

・・・が、生涯2度しか行ったことないショップへなんとなくフラリと寄ってみると

「あるやんっ!」

そ~~と~~悩みました。

悩んだあげく購入。

決め手は「ここで買わなかったら一生手に入らんかもしれん」から。

と言うわけで現在、非常に生活が厳しいです。

インプレはいずれ・・・。



え~っとマイクロ・ワインドの話でしたね。

どんなメソッドかご存じない方はネット等で調べてください(笑)。

要するにジグヘッド+ソフトルアーを左右にダートさせる釣法です。

で・・・ワインドのさせ方なんですが・・・

世の中の書物や映像で見ていただくのが1番良いと思います(笑)。


一応、私なりのコツを書きますと

任意の棚までジグヘッドを沈め、シャクるんですが、まず最初にジグヘッドの重みを感じるまでラインテンションをかけます。

そこからシャクっていくんですが、じゃんじゃんシャクってリールを巻いていくと移動距離が大きくなり過ぎて狙ったポイントからすぐに外れてしまいます。

対象魚がメバルの場合、あまり移動距離が大きいと追うのを止め、見捨てられます。

ラインテンションをかけたら小さく(しかしながら)鋭くシャクり、

すぐにロッドティップを元あった位置に戻します。

シャクってロッドがジグヘッドの抵抗で曲がったらすぐ・・・くらいに「すぐ」です。

元の位置でそのままロッドをキープしていると再びラインが張りロッドティップにジグヘッドの重みが伝わってきます。

重みが伝わったら間髪入れず次のシャクり、

すぐにロッドティップを戻す。


そして任意の回数シャクったら

(ここ大事!)

ラインテンションをかけたままカーブフォール。

なぜ大事かというと、このフォール中にバイトが出ます。

100%です(私の場合)。

他のタイミング・・・例えばダート中とか・・・に出ることはありません。

マイクロ・ワインドというとダートのさせ方やそのときのロッド裁きなんかに興味が行きがちですが、実はワインドでメバルを釣る場合はフォールの角度・スピード、そしてフォール中のバイトをいかにとるか・・・の方がはるかに重要です。



何回シャクってフォールさせるかはケースバイケースですが、私の基本は3回ダートしてフォールです。

擬音を使うと(←私にしては珍しい伝え方だなぁ)

キュン

キュン

キュン

フォ~~~ル



コンっ! ←バイト




フォールスピードは基本的にはゆっくりしたスピードの方が好結果をもたらすんですが、

ときに、ある程度スピードがないとバイトが得られないときもあります。

フォールのスピードコントロールはラインテンションの掛け具合で調節します。
テンション・コントロールド・フォールです。

それでもどうにもならないときはジグヘッドの重量を変えるか、カーリーテールなどのヘッジ力の高いルアーへ変えます。

手っとり早く自由度の大きいのはジグヘッドの重量変更の方です。

ちなみに・・・ルアーをヘッジ力の高い物へと交換するとダート幅も狭くなります。
もちろんだからダメというのではなく、それも考慮してください・・・と言う意味です。

LEON氏は逆にこれを利用されてます。

おすすめジグヘッドですがJazz(ジャズ)尺HEAD(シャクヘッド) D type がどんなルアーつけてもよくダートします。

私の場合、ウェイトは1.2gが基本で、遠投が必要だったり、風が強かったりすると状況に応じてウェイトを上げていきます。

相方はダートスクイッドが一番切れよくダートします。私は1.5inを常用します。



上から尺ヘッドDtype 3g、同2g、同1.2g



最後に

マイクロワインドは非常に良く釣れます。

ただ・・・

やみくもにやるよりも、軽量ジグヘッドで漂わせるような釣法(だけでなくハードルアーを使った釣法)も織り交ぜて使って、魚の反応の違いを確かめていくといろいろな発見があって楽しいですよ。


ロッド:ブリーデン GRF-TR68strange 
リール:ダイワ(Daiwa) ブラディア 2004
メインライン:クレハ(KUREHA) シーガー R18フロロリミテッド2lb クリアー


マリア(Maria) ママワームエコ ダートスクイッド

激ダートです(笑)。生物分解と言っても脆くなっていく感じは全くありません。サイズ的にもちょうど良いですね。






ダイワ(Daiwa) 月下美人 ビームスティック

これもズレにくくてワインドでは使いやすいですね。







バークレー ガルプ! アライブジギンググラブ ジャータイプ

狙ったピンポイントから外れないようにワザとダート幅を縮めるためにLEON氏が用いているグラブです。(別に他社のグラブでも問題ないと思います)。私はどうしても重たいジグヘッドを使わなくてはいけない状況で少しでもフォールスピードを落としたい時に使います。(気休め程度の効果しかありませんが)。






クレハ(KUREHA) シーガー R18フロロリミテッド

しなやかで非常に使いやすいですよ。入数5個ってのは間違いだと思います。


あなたにおススメの記事
関連記事