2008年07月25日
ジャーキングについて
ジャーキングというテクニックがあります。
バシっと急にロッドでラインを引き、ルアーを動かすテクニックです。
上手くできないという質問を受けたので私なりのジャーキング考を書きます。
一般的なリップの付いたルアーを例にしましょう。
ルアーは適切なスピードで引くと水流を受け、体をくねらせ(ウォブリング、ローリング)水中を潜ろうと(あるいは浮き上がろうと)します。
なぜクネクネと泳ぐかというとルアーはリップやボディで受けた水圧を左右(あるいは上下)どちらかに逃がし、その反動で反対側にボディが振れます。そして水圧が逃げるとボディは1番抵抗の少ないリトリーブ方向に体を戻します。このとき慣性の法則が働きライン方向を通り過ぎ、やや反対側に体が傾きます。そのとき受けていた水圧はボディの反対側に流れるのでさっきと逆方向にボディを振ります。
これの繰り返しで左右(上下)に体を振って(あるいは回転させて)動きます。
(ホントはもっといろいろあるんですが)
そしてジャーキング。
ルアーを一瞬、過剰なスピードで引くと強烈に水圧がかかり左右交互には水圧を逃がせず、どちらか一方に水圧が逃げるまでスライドします。真っ直ぐ進むには抵抗がありすぎ、斜め横に進むわけです。引くスピードが速ければ速い程、大きな水圧を逃がさねばならない為、大きくスライドします。
そしてスライド中は徐々に水圧が減ってくるのでラインで引く力が水圧を超えたとき、ルアーはスライドを止めライン方向へ前進します。
上手くいかない方はロッドをあおる時ではなく、あおった後のロッド捌きが悪いことが多い気がします。
ルアーがスライドし始めたらキッチリとロッドを止めるなり元の位置に戻すなりしてラインテンションを抜いてやる必要があるんです。(実際は相当間のあいたジャークでない限りロッドは止めません)
なぜか?
一つはスライドしているルアーの動きをラインテンションで殺さない為。(逆に言えばラインテンションでスライドコントロールできるということ)
もう一つ理由があってこっちの方が重要。
スピードが高い方がよいといいましたが、このスピードとは加速のことです。
つまり、やたらとビュンビュン引くのではなく、一瞬テンションを抜きスピード0から一気に加速させることが重要です。
また美味しい事にこれは一瞬、ルアーが止まることにより魚にアタックチャンスを与えるという効果もあります。
そしてフィッシュイーターとは絶対なるスピードよりも0からの加速の方により強く魅了されるようです。
これはスピードが重要とされるメッキを「手でラインを引く」というフライフィッシングで釣り上げることで行き着いた私なりの自論で自信ありです。
このジャーキング、フィッシュイーター全般に有効でバスからメッキから何でもこいです。
最近ではデイゲームによるシーバスでの有効性も証明されてきてますね。
言葉だけでは説得力ないのでジャーキングでしとめた沖縄メッキの写真を載せときます。

そうです、HITルアーはまたコレです。
ショアラインシャイナー R-40!

ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R-40 LD S-G
ジャーキングでの使い勝手も抜群ですね。こちらの思い通りに動かせます。
ロッドはこいつでした。

湾人 WANDO VACANCE(バカンス) VS836FEG
ジャーキングにも使えます。
バシっと急にロッドでラインを引き、ルアーを動かすテクニックです。
上手くできないという質問を受けたので私なりのジャーキング考を書きます。
一般的なリップの付いたルアーを例にしましょう。
ルアーは適切なスピードで引くと水流を受け、体をくねらせ(ウォブリング、ローリング)水中を潜ろうと(あるいは浮き上がろうと)します。
なぜクネクネと泳ぐかというとルアーはリップやボディで受けた水圧を左右(あるいは上下)どちらかに逃がし、その反動で反対側にボディが振れます。そして水圧が逃げるとボディは1番抵抗の少ないリトリーブ方向に体を戻します。このとき慣性の法則が働きライン方向を通り過ぎ、やや反対側に体が傾きます。そのとき受けていた水圧はボディの反対側に流れるのでさっきと逆方向にボディを振ります。
これの繰り返しで左右(上下)に体を振って(あるいは回転させて)動きます。
(ホントはもっといろいろあるんですが)
そしてジャーキング。
ルアーを一瞬、過剰なスピードで引くと強烈に水圧がかかり左右交互には水圧を逃がせず、どちらか一方に水圧が逃げるまでスライドします。真っ直ぐ進むには抵抗がありすぎ、斜め横に進むわけです。引くスピードが速ければ速い程、大きな水圧を逃がさねばならない為、大きくスライドします。
そしてスライド中は徐々に水圧が減ってくるのでラインで引く力が水圧を超えたとき、ルアーはスライドを止めライン方向へ前進します。
上手くいかない方はロッドをあおる時ではなく、あおった後のロッド捌きが悪いことが多い気がします。
ルアーがスライドし始めたらキッチリとロッドを止めるなり元の位置に戻すなりしてラインテンションを抜いてやる必要があるんです。(実際は相当間のあいたジャークでない限りロッドは止めません)
なぜか?
一つはスライドしているルアーの動きをラインテンションで殺さない為。(逆に言えばラインテンションでスライドコントロールできるということ)
もう一つ理由があってこっちの方が重要。
スピードが高い方がよいといいましたが、このスピードとは加速のことです。
つまり、やたらとビュンビュン引くのではなく、一瞬テンションを抜きスピード0から一気に加速させることが重要です。
また美味しい事にこれは一瞬、ルアーが止まることにより魚にアタックチャンスを与えるという効果もあります。
そしてフィッシュイーターとは絶対なるスピードよりも0からの加速の方により強く魅了されるようです。
これはスピードが重要とされるメッキを「手でラインを引く」というフライフィッシングで釣り上げることで行き着いた私なりの自論で自信ありです。
このジャーキング、フィッシュイーター全般に有効でバスからメッキから何でもこいです。
最近ではデイゲームによるシーバスでの有効性も証明されてきてますね。
言葉だけでは説得力ないのでジャーキングでしとめた沖縄メッキの写真を載せときます。

そうです、HITルアーはまたコレです。
ショアラインシャイナー R-40!

ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R-40 LD S-G
ジャーキングでの使い勝手も抜群ですね。こちらの思い通りに動かせます。
ロッドはこいつでした。

湾人 WANDO VACANCE(バカンス) VS836FEG
ジャーキングにも使えます。
Posted by HARU at 23:55│Comments(4)
│テクニックのクスリ
この記事へのコメント
さすがハルちゃん( ・`ω・´)b。
説明上手いな~~~("▽"*)
カイトだったら
「ギュンってしてクルクルっと巻いて
またギュンギュン」としか教えれないな~
(`▽´)y-゜゜゜ ウケケケ♪
ま、ノリが肝心( ・`ω・´)b。
説明上手いな~~~("▽"*)
カイトだったら
「ギュンってしてクルクルっと巻いて
またギュンギュン」としか教えれないな~
(`▽´)y-゜゜゜ ウケケケ♪
ま、ノリが肝心( ・`ω・´)b。
Posted by カイト at 2008年07月26日 22:41
そうなんよ、ようはリズム、リズムなんよ。
でも頭で考えたほうが上手にできる人もおるけんなぁ。
みんなで楽しく釣りたいけんな。
でも頭で考えたほうが上手にできる人もおるけんなぁ。
みんなで楽しく釣りたいけんな。
Posted by HARU
at 2008年07月27日 00:40

おっしゃるとおりです^^
非常に参考になりました。
シーバスフィッシングでは、タダ巻きが有効と言われてきましたが、ジャーキングでしか獲れない魚が確かにいますよね。
私にとっての、ジャーキングは「シャカ、シャカ、シャカ、シャカ、ホァン」です(笑)
非常に参考になりました。
シーバスフィッシングでは、タダ巻きが有効と言われてきましたが、ジャーキングでしか獲れない魚が確かにいますよね。
私にとっての、ジャーキングは「シャカ、シャカ、シャカ、シャカ、ホァン」です(笑)
Posted by kippei
at 2008年07月27日 08:41

共感していただけてホっとしています。
最後のホァンのところで喰わせますか?
ジャーキングの「間」について続編を書くつもりです。
最後のホァンのところで喰わせますか?
ジャーキングの「間」について続編を書くつもりです。
Posted by HARU
at 2008年07月28日 12:52

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