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2012年11月01日

機能面からの選択

スピナーベイト、クランクベイト、バイブレーション(シンキング)の使い分け。

また淡水の話か…と決めつけないでくださいね。
スピナベ、クランク、バイブレーションを例としてあげるだけで
全てのルアーフィッシングに通じる(と思っている)ことを書きますね。

カラーであるとか、サイズであるとか、アクションであるとか、「コレが効く!」的なルアーセレクト(使い分け)があります。

それとは別のセレクトの仕方。

それは「機能」によるセレクト。

スピナベ、クランク、バイブレーションという「巻き物三兄弟」。
どれを使うかという選択。

魚の位置や偏食しているベイトが分かっている場合は、カラーなり、サイズなりを合わせたルアーを使って、しかるべきレンジを攻めるわけです。
もしくは「昨日はこのクランクのホットタイガーでヒラ打ちさせると好反応だった」というのであれば、それを使って反応をうかがい、ダメなら次に少しズラしたルアーを入れて微調整していく…というスタンダードな攻め方をします。

ではそのような情報が全くない場合は?

例えば始めての釣り場。または私のこないだの◯山ダムのように10年くらいブランクのある釣り場。

その場合はまず

スピナーベイトでシャローレンジを攻めます。

理由1
魚を引っ張ってくる力が強い。

レンジやポジションを少々読み間違っていても、魚を惹きつける力があります。もちろん他の二種にもありますが、その強さと安定感はスピナーベイトが一番です。シャローレンジを攻めているのでバイトが目視できます。魚の出てきた位置や角度から付き場を絞っていけます。

理由2
レンジを選ばない

水面直下やミドルレンジはもちろんのこと、ボトムも狙えますし、バズベイト的な使い方もできます。

これに対してクランクベイトは
例えば3m潜るモデルで水面直下を引くには相当スローに巻かなければなりませんし、4mレンジには届きません。

じゃ、スピナーベイトと同じシンキングのバイブレーションもいいんじゃない?

良い質問です。

なぜバイブレーションではなく、スピナーベイトを選択するのか。

スナッグレス性が違います。
これが理由3です。

情報がない場所ということですので、どこに何が沈んでいるかもわかりません。
スナッグレス性の低いバイブレーションを(特にボトムを)引き倒せば根掛かりしてしまいます。

私は貧乏な庶民派の釣り人なのでルアーを何個も無くしても大丈夫な金持ちさんとは思考回路が違います(笑)

スナッグレス性(根掛かりしにくさ)でいうと、シングルフックでしかもアッパーアームで保護されているスピナーベイトがダントツです。

スピナーベイトの次にスナッグレス性が高いのはディープクランクです。
ディープクランクは前傾姿勢かつ、大きなリップとファットボディがフックを隠す上、ヒラ打ちで障害物に背を向けます。

次がシャロークランク。

最後がバイブレーション。

異論がある方もいらっしゃるでしょう。
バイブレーションの中には根掛かりしにくいものも確かにあります。
しかしながら、ダブルフックにしようが、フックポイントを「ねむり」にしようが、薄いボディからフックがはみ出たスタイルで、しかもフックを振りながら泳ぐバイブレーションは他のルアーに比べ、スナッグレス性が高いとは言えません。

根掛かりすればルアーを失うだけではありません。そのポイントにいる魚に警戒心を抱かせ…つまりはポイントを潰してしまいます。

これに対してスピナーベイトとクランクは障害物にわざと当てることによって「ヒラ打ち」というバイトを誘発するテクニックも使えます。

じゃ、バイブレーションの良いとこって何?となるわけですが、これは…

「リトリーブスピードを選ばない」というところです。

特に高速リトリーブ時における安定感は他を寄せ付けません。

ディープクランクは大きなリップに水を受けアクションしますので、高速リトリーブであまりにも大きな水の抵抗がかかると泳ぎのバランスが崩れます。巻き抵抗も強いのでかなり体力も消費します。それに当たり前ですが、早く巻くと潜って行くので水面直下高速リトリーブは無理です。

スピナーベイトも巻き抵抗が大きく高速リトリーブはきついものがあります。
1/4ozクラスでウィロリーフなら引き抵抗は小さくなりますが、シングルフックですのでミスフッキングが多発し、やはり向いているとは言えません。

バイブレーションはそのボディ形状から引き抵抗が少なく、また安定した姿勢で広範囲を高速リトリーブでサーチできるという利点があります。

障害物が少ないシャローエリアで、魚が纏まっておらず、散らばっている場合にはバイブレーションが第一選択となります。

(第一選択=つまりは他の2つのルアーでは不可能というのではない)

ではディープクランクとスピナーベイトの使い分けは?(もちろん機能面からの使い分けです)

クランクは引くと潜って行き、つまりは下降軌道をとり、手前にくるとラインに引かれ上昇軌道をとります。

これに対しスピナーベイトはシンキングですので沈もうとしますが、引けばブレードの抵抗から浮き上がろうとします。

同じトレースコースを何度も引きたい場合はクランクの方が有利(便利)です。

キャスト距離とリトリーブスピードを保てば、一種オートマチック的に毎回同じトレースコースを引けます。

スピナーベイト、バイブレーションは止めると沈み、引くと浮き上がってきます。この沈む力と浮き上がる力のバランスをとって一定の層を引いてくるためには、ルアーの重量とリーリング・スピード、ロッド角度などで調整が必要です。
(時折アジでもバスでもジグヘッドやスプリット・リグ、キャロなんかで平気な顔して一定層の横引きをやってのける人がいますが、実はあれはかなり高度な技術が必要です)。


使い分けの実例をあげますと…

私のよく行く淡水の釣り場ではスピナーベイトのスロー・リトリーブ(スローロールほど遅くないゆっくり引き)というストロングパターンがあります。






これがまた、よ〜釣れるんですがある時を境に反応が悪くなりました。
そこでいろいろ試した結果、かなり速目のリトリーブにするとスピナーベイトにバイトが出てきました。

ところがスピナーベイトをこの好反応なスピードで使うと浮き上がりが強く、ヒットレンジを長く引くことができません。
(もっと重たいシングルウィロリーフのスピナベを持っていれば可能であったでしょうが…)

そこでクランクベイトの登場です。

この日、最も好反応が得られ、また使いやすいルアーはクランクベイトでした。





…と、言った話なんですが

ん〜

異論を唱えたい方…たくさんいらっしゃると思います。

だって書いている私でさえ、「そうとは言い切れない」とか「こういうパターンもあるじゃん」って部分がありますもんね。

実を言うと、この記事を書き始めたのはそもそも去年です(笑)
言いたいことが多すぎて形にならず、何度も断念しました。

今回も相当な部分をカットして、省略して、妥協して、まとめてます。

そんな考え方もある…くらいの軽い気持ちで、優しく読んで頂ければ幸いです。


なんせ私の釣りの中核を占めてきたルアーですからね。あと100倍くらい話したいことがあります(笑)。
  


Posted by HARU at 20:43Comments(0)ルアーのクスリ

2011年10月25日

おすすめミノー

だいぶ涼しくなり、サーフ、磯、河川・・・なんでもありの時期がやってきましたね。

私が普段愛用しているルアーを少しずつ紹介していこうと思ってます。

今回は私の定番ルアーの紹介です。

私が磯・サーフ・河川で釣りをする場合、80%以上の時間、ミノーを使います。

というわけでまずはミノーから。

ダイワ ショアラインシャイナー R-50



 ↑
写真、下の方です。

私の定番、基準、軸になっているルアーです。ほとんどどういった状況でもハズレません。

すなわちR-50が通用しない状況は「普通ではない」と思って結構。

なんて言いたくなってしまうミノーです。


R-50が優れている点を紹介します。

まずは飛距離
これはタックルやアングラーの癖によって影響を受けますので「私にとって」という条件付きではありますが、R-50の飛距離は素晴らしいの一言です。

おそらくどんなアングラーが使っても「○○の方が飛ぶ」という意見は出ても、「R-50は飛ばない」という意見は出ないはずです。

これはすぐれた重心移動システムとボディおよびリップの形状の恩恵であることは言うまでもありません。

特にショアラインシャイナーシリーズの重心移動システムはウェイトの安定性・移動のスムーズさにおいても逸品です。

強めのアクション、例えばジャーキングなどを行ったときもウェイトが暴れたり、後方に戻ったりしてバランスを必要以上に崩すこともありません。

次にアクション
R-50のアクションはやや大人し目。
ウォブリングよりもローリング主体。あまり派手に尻は振らず、体を回転させる。

アクションが大人しいと魚に気付かれにくいのでは?
その通りです。それが弱点と言えば弱点。しかしながらその辺りはアクションのつけ方やカラーで解消します。

次に走破性

アクションが派手な方が魚に対するアピール力が増しますがすが、反面、強い流れやウネリの中ではバランスを崩しやすくなってしまいます。

R-50はこのあたりのバランスが非常によく、波が高く荒れた日でも、逆に凪ぎって根のギリギリを通さなくてはいけない日でも安心して選択できます。

「操作性が高い」というやつですね。

次はカラーについて。

カラーバリエーションが良い。
(これは人それぞれですね)

以前、私はイエローバックを推奨していました。これは釣り人側からよく見えるので根のギリギリを通すときなどに有利という理由からです。

しかしながら、使用タックルになれてしまった現在、ラインの入っている角度からルアーの位置が分かるのでイエローバックにこだわる必要性がなくなってきてます。

おすすめカラーですか?

「カラーで釣果にすごく差がでる」というのはかなりレアケースです。

なのでカラーは各自お好みで(笑)。

それじゃ困るって方の為に強いて一つ選ぶなら「トランスイワシ」をお勧めします。

サイドの反射と上下のスケ具合がちょうど良い具合。ドピーカン+澄潮でも、サラシの中でも適度に目立ち、嫌味のないカラーです。

サラシの中では背中が黒いカタクチZも釣り人側から見やすいのでお勧めカラーです。

でも、やっぱりスケ具合が好きなので私はトランスイワシ派ですね。

ショアラインシャイナーの良いところはカラーバリエーションが少ないこと。

あまり多くても迷うだけです。カラーバリエーションは少なくても、それでいて基本を外していないのならありです。

特に初心者の方は「あのカラーを持ってないから自分には釣れないのでは・・・」といった不安が起きにくいのでお勧めです。


さて、話は変わって
自分で得た釣果というのはものすごく重要なデータです。フッキングできなくてもチェイスしてきたというデータだけでもです。

「なぜ?」「どうして?」と考えサイズやカラーを変え、アクションを変えて最良の答えを探し出し、獲物を追いつめていきます。

この「答え探し」こそ、まさに釣りのもっとも楽しい部分のひとつであると私は思います。

そしてその答えを見つけるためには「検証」が必要となります。
つまり同じ事をもう一回やってみて同じ結果がでるか?です。
「再現性」といいます。

もし貴重な釣果をもたらしてくれたルアーを不幸にも根掛かり等で失ってしまった場合。次の入荷が半年後。いやいや一年後・・・。それではデータ取れませんよね。(もうシーズンが終わってしまいます)。

お分かりですか?R-50の次の良いところ。

次のR-50のいいところは安定供給です。

私は福岡在住ですが、まぁ~どこの店にいつ行っても置いてありますよ。

最近はsasuke120もがんばってますが・・・。

先に書いたとおりカラーバリエーションが少ないことも安定供給に一役買ってます。(1色あたりの入荷数が多い)。

そして次のいいところは・・・

値段です。安いです。

マリヤさんとかDUELさんのに比べると高いですけど。

金銭感覚は人それぞれですが、私はいわゆる庶民派です。(独身貴族という好条件はありますが)

値段が高く、しかも次はいつ入荷するか分からないルアーでガンガン攻めれますか?

私は「なくしたら嫌だぁ」ってビビって使えません(庶民派だから)。

例え無くしても、その日の内に手に入る。そんなルアーならすぐにデータ収集再開できます。

安定供給・・・これは結構重要です。

さて・・・
いいところばっかり書くとD社さんからなんか貰ってると思われるので、悪いところも。

R-50。やっぱりちょっと小さいです。そしてアクションも大人し目なのでアピール力が足りないと感じる状況があります。

潜行深度も浅すぎて不満がでる時があります。

ただ手も足もでないという状況は未だ経験ありません。

魚がルアーを見つけさえすれば食いついてくるような状況では、よりハイアピールのルアーに競い負けるかもしれません。
また、魚が広範囲に薄く広がっている場合にもハイアピールなルアーに競り負けるかもしれません。

ただ、R-50では絶対釣れないという状況はほぼありません。効率の問題です。

アピール力はカラーとアングラー自身がアクションをつけることで解消できますし、深度はワンサイズ大きいフックに交換することで解決できます。

あ・・・やっぱり褒めてしまった(笑)

ん~~~欠点は・・・・優等生すぎて面白味に欠けるとこですかね。

パイロットルアーとしてオススメのミノーです。  


Posted by HARU at 00:47Comments(2)ルアーのクスリ

2010年12月16日

フラットラップ10

釣りのことは魚に聞け

まぁその通りで実体験を積むことは良いことです。

「すべては魚が教えてくれる」

といったところでしょうか。

ちょっとでも時間ができたときは釣りに行くに限ります。

少し前までは夕マズメ、近所の野池でバス・・・というのが定番でしたが、最近は日も短くなったのでそれもできなくなりました。

そうなると、どうしても近場、つまり湾内シーバス・・・となります。



しかしながら、いつもの場所で、いつものルアーで・・・

しかもフラっと行ってポロっと釣れてしまい、即終了納竿してしまうので、なんの技術革新もありません。

そんな中で  続きを読む


Posted by HARU at 20:00Comments(8)ルアーのクスリ

2010年09月27日

今後は・・・

まさかの同日2記事更新です。

もう一個があんな記事だったんで「叩かれ」ないか心配で・・・汗
誰の価値観も否定する気はありませんので。

さて話は変わり、
先の23日、久しぶりに波が出るので生月島に行きました。

結果から言うと撃沈でした。いろいろ自分なりに(撃沈の理由の)解析はしてるんですが、言い訳になるのでかきません(笑)。

私はタックルがないのでシイラはやりませんが、アゴは入って来てましたので、そろそろシーズンインかと思われます(by当日お会いしたシイラアングラーの方)。


さて、釣りをしてて思ったんですが、なんかやけにルアーボックスが重いなぁ~~と。

まあ、磯でしかも強風下+私の技術不足ということでいろいろなルアーを持ちたくなるんですが、それにしてもちょっと重すぎ。

もしこれがサーフであればもっとルアー少なくていいはず。

しかしながら私も釣りブロガーの端くれであるので、新製品がでれば実際使ってみてブログで紹介をしなくてはと思っております(+使ったことないルアー)。
なのでついつい新製品をみると買っていたのでルアーボックスが重くなったんですね。




でもよくよく考えてみれば、あんまり個々のルアーに関してインプレしてないですね、私汗

(少しずつ)そういう記事も増やしていきます。

ただ実際はサーフで使うのであれば下の写真のタイプとメタルジグがあればどうにかなるんですよね。(あとはカラーバリエーション)。



もっといえば中央3つ(サスケ、ショアライン、ナバロン)のミノーはどれか1つでいいです。値段と安定供給という面ではショアラインかな?

でもこの3つのミノーにSL-12を加えて4つで使い分けするのも楽しいんですよね。
  


Posted by HARU at 02:49Comments(4)ルアーのクスリ

2010年09月27日

楽しみましょう

今回は私自身が思っていることを少し話してみようかと思います。
(たまにはこんなんもいいかなぁ~って)

最近、ルアーフィッシングの世界では自動的にイレギュラー・アクションを起こすルアーが注目されています。
そしてソルトウォーターの世界でも、匂い・味のついたルアーが人気を誇ってます。

もちろんそれが悪いわけはなく、「あり」「なし」でいうと間違いなく「あり」ですし、またそれをただ使いさえすれば釣れるというほど釣りは甘くはない。そこには確かに釣り人のテクニックと知恵がこめられています。

何が言いたいかというと、ルアーフィッシング界全体が急速に(私にとって)面白くない方向に進んで行きそうな気配に心配感が募っています汗

私が何故、ルアー・フライフィッシングに夢中なのか?
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Posted by HARU at 02:10Comments(2)ルアーのクスリ

2009年07月15日

カラーセレクト

このような光線量の多い状況
 ↓


もしくは光線量の少ない状況
 ↓


カラーセレクトは?(写真、既出のものでスミマセン)

ルアーフィッシングにおけるカラーローテーション。
アクション・レンジ・サイズに比べればカラーチェンジというのは優先順位が低いということを念頭において聞いてくださいね。

チャートにしろホットタイガーにしろベースカラーはイエロー(暖色系)。
派手な色だからアピール力があり、マズメの低光線量時にも強く、また視覚刺激が強いのでリアクションバイトを取り易い。
逆に本物のベイトには似ていなく、派手なのでスレた相手には効きにくい。

本当でしょうか?
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Posted by HARU at 04:29Comments(7)ルアーのクスリ

2009年04月17日

よいミノーとは(飛距離:その2)

なかなか満足に釣りにいけない状態が続いています。
近所の野池でバス打つのがやっと。



・・・となればブログ内容はタックルやテクニックに関するものになってしまいがち。
はたして私の偏った理論などニーズがあるのか分かりませんが・・・・。

おそらく皆さんが欲しいのは「糸島春イカ情報」でしょう?
ちゃんと釣れてますよ。私が得ている情報だけでもキロアップ出始めてます。ただキロアップとはいえ1kgちょいが多い様子。
そして今年の特徴は秋イカサイズが結構釣れてること。

さて、世間のニーズに答えたところで、約2ヶ月放置していたミノーの話の続きです。

今回は重心移動システムについて。

そもそも重心移動システムとは?

泳いでいるときはヘッド側にあるルアーの重心をキャスト時にテール側に移動させるシステム。

ここで実験してみましょう。
用意するものは紙飛行機と洗濯ばさみ。






洗濯ばさみを写真の赤丸の部分につけて飛ばしてみてください。

どうでした?

次に青丸の部分に付け替えて飛ばしてみてください。

明らかに飛びが違うでしょ。

なぜに前方(赤丸)重心のほうが安定して飛ぶか?
ザックリ言えば理由はこう(ホントはイロイロ理由あります)。

重量がある(比重が高い)ほうが、より低速でも空気抵抗に打ち勝てます。
後方重心にすると重量のある後部が前部を追い越そうとするので姿勢が安定しません。

ミノーはリップで水をつかむために頭部よりに重心があるほうが安定して泳ぎます。

キャスト時はテール側が前方となって飛んでいきますので、重心がそのままヘッドよりだと例の「追い越し現象」がおき、飛行姿勢が安定しません。

そこでキャスト時は重心をテール側に移動させる必要があるのです。

これは簡単なようで実は奥深いシステムです。そのため各社、様々な工夫がなされてます。

重心移動システムの原理はこの位にして、次回「その3」(掲載時期未定)では重心移動システムの種類を紹介しましょう。

ちなみに・・・最初からテール側に重心があるルアー、トップウォーターのペンシルやポッパーなどは重心移動システムを搭載する必要がありません(当たり前ですが)。


写真のバスのヒットルアーはこれでした。
  ↓   ↓   ↓
NORIES(ノリーズ) クリスタルS
NORIES(ノリーズ) クリスタルS

立ち上がりがよく、低速でもアクション維持できます。春はスピナベのスローロールが効きますね。  


Posted by HARU at 03:33Comments(11)ルアーのクスリ

2009年02月17日

よいミノーとは(飛距離:その1)

最近では重心移動システムの搭載が常識となり、ミノーが飛ばないルアーであったのが懐かしいです。

飛距離とは重要です。より遠くのポイントに届かせるためもありますが、それだけではありません。
20m先のポイントを打つのに、20m飛ぶミノーと40m飛ぶミノー。

理屈で言えば両方使えます。
しかし両者には雲泥の差があります。
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Posted by HARU at 00:49Comments(4)ルアーのクスリ

2008年12月10日

フラッタースティック

熱が下がりません・・・ピンチですな・・・ガーン

そんなこととは無関係に始めます。

前回の記事
STORM(ストーム) フラッタースティック マッドフラッシュ 10」のことをちょこっと書きましたが、BIG DRAGON様からフックアイの強度についての質問がありましたので早速見てみましょう。

なんか申し合わせたようですが、ちょうどクリアカラーを買ったとこでした(笑)。

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Posted by HARU at 02:52Comments(3)ルアーのクスリ

2008年12月09日

リップレスミノー

変形ミノーは使わない」といろいろな方々の前で言ってきた私ですが・・・

ワンダの必要性に迫られ、そして最近では
STORM(ストーム) フラッタースティック マッドフラッシュ 10
の良さに惹きつけられる等、リップのないタイプの面白さにとり付かれつつあります。







そして今日もフラッタースティックを知らない釣友にその良さを説いていたとき、何か妙に話の食い違いを感じていました。

原因は、
私がフラッタースティックを「リップレスミノー」と表現していたこと。
下の写真を見てください。








いわずと知れたタックルハウスの名作のひとつ、
K-TEN リップレスミノー

友人はこのタイプと混同してました。(いや、私が悪いんですけど)。

私が素直にシンキングペンシル(シンペン)と言っていれば・・・
ただ私の中でペンシルはトップウォーターのペンシルタイプであってシンペンとは全く別のアクション、別の目的のルアーであるので意識的にリップレスミノーと呼んでいました。

ちゃんとストームおじさんもLIPLESSって書いとるし・・・シーッ
  ↓   ↓   ↓



今度からはワンダやフラッタースティックはシンペンと言います。
(ちょっと納得いってないけど・・・)

そしてもう一方のリップレスミノーの良さにも注目しております。

発端はコイツ 
 ↓



ダイワ(Daiwa) ジャークスライダー88F

リップレスの欠点となりやすい着水直後の水噛みの悪さがコイツにはありますが、そのリップありミノーにはない(ややこしい?)フラフラとしたワイドな泳ぎ方がなんともいい

さらに一度水を噛んでしまえば水流の影響を受けやすく、流れや波に翻弄されながら泳ぐベイトの弱々しさを演出してくれます。
また、水流の影響を受けやすいため流れの変化に気づきやすく、流芯やカレント中の微妙な変化も引き抵抗で感じることもできます。

そして最近、博多界隈でも持ってない人がいないのではと思える
アムズデザイン(ima)
sasuke SF-120 裂波


値段の高いルアーに対して「買わない」という無言の抵抗をしていた私ですが、使わないことにはいろいろ言えないので買ってしまいました。






これほどのバランスを出すためにどれ程の実験・試験を繰り返したかと思うと決して高くはないんですが・・・

いや、もうこれなんて惚れ惚れするようなカラーですよ。






先週末からなぞの高熱にうなされている私・・・
さらに次の週末は限りなくただ働きに近い仕事・・・

いつになるか判りませんが早くインプレしたいと思います。

STORM(ストーム) フラッタースティック マッドフラッシュ 10
STORM(ストーム) フラッタースティック マッドフラッシュ 10

シンペンにしては水噛みがいいと思います。比重とバランスがいいんですよ。ややボリュウムのあるボディですから国産の細身タイプと使い分けます。


アムズデザイン(ima) sasuke SF-120 裂波
アムズデザイン(ima) sasuke SF-120 裂波

なにも説明は要りませんよね。みんな持ってるでしょうし、使いこなしてるでしょう。博多量販店では売り切れているカラーがありますね。




ダイワ(Daiwa) Jスライダー88F
ダイワ(Daiwa) Jスライダー88F

なんか写真ちっちゃ。さすがに飛距離ではショアラインには勝てませんがアクションとシルエットの違いでローテーします。イナっ子がベイトのとき・・・・



タックルハウス(TACKLE HOUCE) Tuned K-TEN リップレスミノー
タックルハウス(TACKLE HOUCE) Tuned K-TEN リップレスミノー

最初に出たときの衝撃を今でも思い出します。リップルとこれはもっとかなきゃでしょ。  


Posted by HARU at 00:21Comments(2)ルアーのクスリ

2008年08月31日

キラーB。昔のままでいて!

えぇ~もん買いました。

まずは写真を


バグリー社のキラーBでございます。

はじめてこいつに会ったのはもう20年以上前。

当時にしてはルアーの取り揃えがよかった「釣具屋」のショーウィンドーの中で見たキラーBはバスカラー。

少ない小遣いを何とかやりくりして買ったそいつは驚くべきポテンシャルだった。

・・・がしかし・・・

悲しいかな何個も買えるほどの財源がないため根掛りを恐れるヘッポコキャストでしか使用できませんでした。

それでも当時の僕が所有していたクランクの中では一番のタイトなキラーBのアクションは確かな結果をもたらしてくれた。

そのときのキラーBはもちろんまだ手元にあります。



そして今回、とある量販店でワゴン売りされていたキラーB。

1個1323円のところが699円。

やったね!



ただ・・・僕が一番恐れること・・・「マイナーチェンジ」。

あのタイトなアクションは守られているのか??




絶対、変わっとるやん・・・・ガーン

どの程度の変化なのかは使ってみてのお楽しみとします。  


Posted by HARU at 01:36Comments(0)ルアーのクスリ

2008年07月01日

ルアーで波止小物

ヒラを打ちに生月へ・・・

しかし、ベイトなし・・・
     サラシなし・・・
      アタリなし・・・
       しかも、豪雨・・・

そして・・・

あ~~~ぁ

もう、無理です。外洋に向かうなんて・・・

すっかり心が折れてしまいました。


こうなったら・・・


「祭り」です!!


波止場で小物に癒してもらいます。

もうなんでも釣っちゃいます。


 ↑↑↑こんなんやら


 ↑↑↑こんなんやら


 ↑↑↑こんなんやら




スナップ使ったままジグヘッド・・・ってあたりに、この日の僕のやる気のなさを感じてください。


Aqua Wave(アクアウェーブ) ロックベイト デルタテール
Aqua Wave(アクアウェーブ) ロックベイト デルタテール

ルアーは全編これ。硬からず柔らからず、アクション好みです。






こういうのは基本的にホワイト系です。(大抵は)グローである必要はありません。 
きっちりセンターをだして真っ直ぐセットすることが重要です。
イレギュラーアクションが減るという意見もありますが、本来イレギュラーアクションとはコントロールされた中で出すものだと思います。

一通り入れ食いを味わった後、帰宅しました。

ロッドの修理せなイカンです・・・

あ~~~ぁ  


Posted by HARU at 02:22Comments(2)ルアーのクスリ

2008年06月10日

楽しさとは

ルアーフィッシングの楽しさとは?

個人的な意見ですが、ルアーフィッシングの楽しさのひとつに「意外性」というのがあると思います。

プラスチック、金属・・・など、自然界ではターゲットとなる魚が餌にしないもので釣れる。

そんな意外性は驚きでもあり、魅力でもある。

それは天然の餌に対するイミテーション度合いが低ければ低いほど、僕にとって魅力的になる。

リアルイミテーション・ミノーよりもクランクベイト、ソフトルアーよりもハードルアー、自らアクションするルアーよりも動かないフライ。


そして先日のような意外な釣果
6月7日サーフで自己新 参照


なぜ、このキスが掛かったのか?

それを考えるだけでも楽しくなる。

まず、最初に考えなければいけないのは「スレ掛り」
これは一番面白くない回答だけど避けては通れない。
可能性としては決して低くはない。

しかし否定的な要素もある。
ヒットしたタナ。  


Posted by HARU at 02:31Comments(0)ルアーのクスリ

2008年06月07日

サーフで自己新

6月1日、サーフに行ってきました。

この時期、サーフを賑やかす白浜の女王「シロギス」。

・・・を食いにヒラメやらマゴチやらが・・・そしてベイト如何ではシーバスも・・・

という単純な考えで朝一釣行。
もしそいつらが釣れんでもキス釣って帰ればいいやん

ロッドは「ラテオ 10ft」。
ダイワ(Daiwa) LATEO(ラテオ) 10ML
ダイワ(Daiwa) LATEO(ラテオ) 10ML

使いやすい!安い!SiCリングガイド






おそらくメーター級のシーバスの突込みにも耐えうるパワー。

弾性もよくキャストしやすい。

それでいて7cmのフローティングミノーをもコントロールできる優等生。



ルアーは12.5cmのミノー、ショアラインシャイナー SL12 F-G。
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー SL12 F-G
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー SL12 F-G

サーフではいつもコレから









カラーはイエローバック。

2回ほどガツンとくるがノーフッキング。

カラーチェンジして丁寧に探っていくと・・・


ゴゴゴ・・・ゴツン

キタっ!!

合わせバッチリ、フッキング。

あんまり重くないのでサイズはいまいちか?

でも時折なかなかの突込みを見せる。

そしてあがってきたのは・・・






約27cmのキス!!

なんと自己新。しかも12.5cmのミノーで・・・タラ~

フッキング位置はここ
 ↓ ↓ ↓






着水位置とヒットタイミングから推測すると海底からは7,80cmは離れていたはず。

これをスレ掛かりととるか、どうか?


ミノーでキスを捕獲したというのは事実!  


Posted by HARU at 00:26Comments(2)ルアーのクスリ

2008年02月07日

シーバスお勧めカラー(その5)

カラーセレクトの話、最終回(の予定)です。

今更ではありますが僕にとってカラーチェンジとは「気分転換」程度であることが多い。

ラーメン屋で例えれば「オヤジのキャラ」くらい。
スープの旨味や麺の食感に比べれば「たいした問題」ではない。
余りに頑固であったり、ぼったくりでない限り、ラーメンを食べることに関してそうそう影響するものではない。

カラーがマッチしていなくても何らかの反応はあるはずである。
一番怖いのは自信が持てずルアーを疑ってしまい、自分のゲーム展開を行えない状態に陥ることだと思います。

さて問題です。
あなたは海で撒き餌をしています。魚がウヨウヨ寄ってきました。
針にはオキアミが付いています。
仕掛けさえ海につければ爆釣間違いなしです。

この状況で一匹も「釣らない」為にはどうしますか?

魚の口に入らないくらい大きな針にする。それもいいでしょう。
なんなら針をつけないとか。。。それは反則です。

一番真っ先に考えるのはウヨウヨいる魚たちの届かないところへ仕掛けをいれることでしょう。

少々回りくどくなりましたが、針が魚に届いていない状態が釣りでは致命傷になります。多少餌がおかしかろうが、ラインが太かろうが釣れる確率はゼロではありません。

ルアーやフライは疑似餌であるがゆえに「コレでは見切られているのでは?」という不安が起きやすく、経験が浅い釣り人でこの傾向は強くなります。

この不安がおこると無意味で過剰なルアー(フライ)チェンジをしてしまいます。

そう、ルアーチェンジの間、針は魚に届いていないのです。例えスナップを使用しているとしてもタックルボックスを開けたり、フックカバーをはずしたり、回数が増えれば増えるほど針が水に使っていない時間が増えるのです。

僕もルアーチェンジはします。でもカラーチェンジの為ではほとんどしません。

では、どういうときにカラーチェンジの為の交換をするのか?

答えはこうです。
イエローバックで魚がミスバイトしたとします。
「見える」カラーを使っていたおかげで魚が出てきた場所は確認できています。
もう一度その場所へ投げますが、一度相手は偽物に反応してしまった奴ですから、ちょっとスレてます。
サイズ、シルエット、アクションは変えずに「さっきとは違う」というニュアンスを入れてやった方が効果的です。

ここでイエローバックを使っていたもう一つの意味が出てきます。

一段と疑りぶかくなった相手には刺激の弱いカラーの方が効果的です。

もし最初から大人し目のカラーを使っていたら、ここで派手なカラーを使うことになります。
やはり、イエローバック→目立たないカラーの順ですね。

私の場合、釣れないなぁ~と感じたときにやるのは、トレースコースの変更、リトリーブスピード・アクションの変更、その次にやっとシルエットやサイズ、あるいはレンジを変更する為のルアーチェンジ。
そしてその次くらいにカラーチェンジします。

カラーっていうのはその位のものです。
いままでカラーが決め手と思われる状況に幾度か遭遇しました。
そのときはまさに「そのカラーを持ってて本当に良かった。おかげで爆釣!」という状況でした。

が、

「そんな確率的に低いことのために時間やお金を裂いてはいられない」

というのが私の今のところの答えです。

ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー カレントマスター R50
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー カレントマスター R50

旧R50の高浮力が使いやすかったんですけど。これはどうでしょう?使ってみたいです。  


Posted by HARU at 22:46Comments(0)ルアーのクスリ

2008年01月29日

シーバスお勧めカラー(その4)

さてカラーセレクトの話も大詰めとなってきました。

前回お話したとおり僕はイエローバック、パールベースのカラーを多用します。
バスやってる頃もチャートリュースやホットタイガーを多用してました。

そして周りから言われ続ける言葉、
「もっとナチュラルなカラーの方が釣れるやろ」
「ベイトに似ても似つかないカラーをよく信用して使えるね」

実にシンプルな発言である。と思います。

実物のカタクチイワシを思い出してください。背中はグレー~青~緑でしょうか。腹は白っぽく、横はキンキラ。ルアーもコレに似せたカラーがナチュラル。
それで問題ないと思います。

ここで質問。なぜ、他の魚から狙われやすいカタクチイワシがあんな色なんでしょう?

ホロ系(ホイル張りやレーザー何とか)のカラー好きな人は「この魚そっくりなキラキラした側面が光って魚にアピールするんよ」と言います。

ということは、イワシはわざわざアピールする為にキラキラしてる?おかしいですよね。

実はイワシなどのあれ、目立たない為のキラキラ、つまり鏡なんです。
小さな古着屋さんとかで奥の壁を鏡張りにしてあるお店があるでしょ。周りの洋服が鏡に映ってパッと見、そこに鏡があるのではなく、お店が続いているように錯覚するでしょう。
あれです。
カメレオンのように体色を変えずとも、そこに周りの景色を写しこむことによって風景に同化できます。

対応できるその色は無限。

ホロ系のカラーがこれと同じ効果を出しているのであればフィッシュイーターからは非常に気付かれにくいカラーということになります。
とても他よりもよく釣れるカラーにはなりません。

でも光るじゃん!

そのとおり。ボディは棒状で曲がらず、ローリング&ウォブリングするのでルアーは本物に比べ光を反射しやすい。そしてその反射光は強烈なアピール力を持っています。

でも、それって。。。もはや「ナチュラル」カラーではないですよね。

前回、安易にナチュラルに思えるカラーに飛びついてはいけないといった理由がこれです。

我々人間はナチュラルなイワシというと、すでに水揚げされた状態のイワシを地上光でみたイメージを思い浮かべやすいのです。(もしくは勝手に作り上げたイメージ)。
実際のイワシは水中を泳いでいます。

白いシルキーなサラシの中では不自然な反射光を出さないパールベースの方が自然な場合「も」あります。
藻が茂った状態ではチャートリュースがナチュラルになること「も」あります。

そしてここが肝心なのですが、自然であればいいか?ということです。

目立たないと魚に見つけてもらえない(もしくは大量のベイトに紛れてしまう)ので釣れる確率は落ちる。
かといって目立ちすぎれば警戒される。

この矛盾する2点の妥協点は難しく、またケースバイケースです。

僕の経験上、パールベースなら全く歯が立たない状況はほぼない。このベースカラーは見切られることはあっても、何らかの反応はあるのである。
つまり、全く無視されることは稀で、ヒットしまいまでも一瞬反応して反転したり、後ろを付いてきたりする場合が多い。
ミスバイトしても焦ることはない。そこへ別のカラーのルアーをもう一度通せばいいのである。

そして丹念にポイントを攻めれるのは「見える」カラーのみである。


ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R50 LD F-G
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R50 LD F-G

これよりもドノーマルなR50の方がスキですね。浮力が高い方が使いやすいです。

  


Posted by HARU at 13:16Comments(0)ルアーのクスリ

2008年01月26日

シーバスお勧めカラー(その3)

今回もまたカラーの話です。

蛍光のイエローやピンクは目立つ色ですよね。街中で蛍光イエローの全身タイツを着てたらおそらく注目の的でしょう。

さてその全身タイツの。。。じゃなかった蛍光イエロー、はたしてルアーのカラーでも同じ扱いでいいんでしょうか?

イエローと蛍光イエローは違いますよね。蛍光の方はいわゆる「蛍光」しています。

蛍光とはなんぞや?

面白いことをいうと座布団がもらえる笑○を思い浮かべてください。
面白いことを言って座布団をもらいどんどん高くなります。
でも座布団が貯まっていくとフラフラと不安定。

そのままでは怖いのでわざと面白くないことを言って座布団を捨て、もとの高さに戻ろうとします。

ここで話を蛍光物質にもどします。
まず蛍光物質に可視光線などがあたるとその物質はエネルギー(座布団)をもらい一段エネルギー的に高い位置に(座布団の高さ分)上がります。

不安定な状態なので元に戻ろうとエネルギー(座布団)を放出します。

このとき貯まったエネルギーを光として放出するのが蛍光物質で、放出される光がいわゆる「蛍光」となります。

さて、実際のフィールドでは我々は上からルアーを見ています。光は当然上から降り注いでますので我々の眼にはルアーが蛍光して見えます。

シーバス含めほとんどの魚はルアーを下から見上げます。あたる光(エネルギー)は少ないですよね。

反射してくる光が少ない上に、太陽光など蛍光よりもさらに強い逆光のなかでルアーをみます。

つまり我々から見たほど魚には光って見えないのです。

さらに水中では波長の短い赤、ピンク、黄色などは波長の長い青に比べ吸収されやすい色です。


どうですか?それでもまだイエローバックが信じられませんか?

ブログを立ち上げて以来、まともなシーバスを上げていないので説得力はありませんがガーン

まあ、村越正海氏などの記事をみてください。

実際釣れる色です。

その操作性は絶対に高い色です。

あとはあなたが自信を持って使うかどうか。

もし、大人し目のカラーで見切られカラーチェンジがしたいとき。一度食い損ねて警戒したシーバスに派手カラーを投げますか?

やはり効率よいゲーム展開を考えるなら、操作性の高い「見える」カラーで探り、その色で見切られた場合のみ、大人し目のカラーにチェンジするのがよくありません?

そのために各サイズ、タイプには必ずイエローバックをそろえましょう!


  


Posted by HARU at 18:35Comments(2)ルアーのクスリ

2008年01月25日

シーバスミノーお勧めカラー(その2)

その1を読んでからこの記事を見てくれている方へ。

好き勝手な意見を書きまくっている僕の散文を引き続き読んでくださるなんて。。。感激です。テヘッ

さてカラーセレクトですが、フライフィッシングをやるようになってからかなり色々な悩みがなくなりました。
その理由はおいおい別の機会に話しますね。

僕のシーバス用ルアーの一部です。



はい、派手派手です。

おそらくこれらを見て「魚そっくりの色」と思う人は少ないでしょう。

ここで「これはアピールカラーだな」っと思った方。(たぶん同世代ですね)

残念、リアクションを狙う為のカラーセレクトではありません。

これは「自分から良く見える」ことを狙ったセレクトです。

なぜ、見えるにこだわるのか?
それは少しでも自分の思い通りのゲーム展開をする為です。
釣り人にとって「見える」は「見えない」ということの数段有利な状態です。

例えば、今あなたは地磯でシーバスを狙っているとします。
サラシなしの悪条件。
移動しながら釣っていると目の前になんとも怪しい沈み根が。

どうします?

サラシがないのでシーバスは沈み根にタイトについていると考えますよね。

あなたは沈み根に向かってルアーを投げます。
沈み根の横50cmのところをミノーが泳いできます。

ノーバイト。

諦めますか?
違いますよね。さらにタイトに狙いますよね。

今度はぶつかるくらいにタイトにミノーを引きます。沈み根の横を通り過ぎる瞬間、沈み根によってできた複雑な水流にミノーがバランスを失うのが見えます。

まさにその瞬間!!
シーバスが大きな口をあけてミノーを丸呑み。

ん~たまらんですね。(これだけで3杯は酒が飲めます)

さてここで想像してください。もしあなたのルアーボックスの中に「魚そっくりに見える(思える)カラー」、つまり背中が暗色のカラーしかなかったら。。。

ルアーがどこを泳いでいるか、わかりますか?

ある程度経験をつんだ釣り人ならラインの角度と位置からルアーの位置をある程度つかめます。ただその情報だけで沈み根ギリギリを通せますか?

通してるつもりでも本当は30cmくらい離れているかも?
ヒットしたのは本当に沈み根の横?もっと手前では?

そのときあなたのルアーは普通に泳いでました?それとも波の力で一瞬ふらついたときでした?

人間には五感というものがあります。釣ってるときはまさにこの五感すべてを駆使しています。

ではどれが1番信頼できる多くの情報を与えてくれるか?

「ん~釣れそうな匂いがするぞ」とか「おっ?ほんのり釣れそうな味が。。。」というのはあまりありませんよね。

やはり視覚が1番です。

「ロッドから伝わる振動ですべてが分かる」という方。すばらしい釣り人です。

サイトフィッシングをするとよく分かるんですが明らかに魚がルアーに触れているにもかかわらず、手元には全く(もしくはほんの僅かしか)伝わってこないことが多々あります。(特にフライタックルでは)

しかも、魚がルアーの手前で反転して帰っていったときはどうでしょう。

これは触感では感知できません。ルアーをしっかり目でとらえて凝視していた場合のみ、この事実が判明します。

ルアーが「見える」ことによって得られる情報の「量」と「信頼性」は格段にアップします。

また、経験の浅い方の場合、今使っているルアーがどういう泳ぎをしているか確認できますし、沈み根などをかわしやすく根掛り防止にもなります。


でも、いまいちイエローバックというカラーの購入に踏み切れない方。

「黄色だとかピンクだとか、魚に見切られるジャン」という不安があるのでしょう。

次回ではこの暗示をといていきます。

ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー カレントマスター
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー カレントマスター

通常のショアラインよりもしっかり泳ぎます。潜行深度はより深めなので足場が高くうねりの大きいときに使います。
  


Posted by HARU at 19:10Comments(0)ルアーのクスリ

2008年01月24日

シーバスミノーお勧めカラー(その1)

ショップで「このカラー釣れそうやねぇ~」「いや、こっちのカラーの方がいいんじゃ?」とかカラーセレクトしてるときって楽しいですよね。ニコニコ

また、家でフライをタイイングしてるとき、「この色のボディに乗せるウィングのカラーは。。。」と無限ともいえる色の組み合わせを想像するだけで楽しくなります。ニコニコ

ただ、実際フィールドに出て釣りを開始したとき、投げども投げども釣れないとき。こんなときは「このカラーやけん釣れんのでは?」と思うこともしばしば。

ルアーも安くないですから少しでも釣れる確率の高いものを買わねばなりません。
僕も20年以上ルアーやってますが未だに悩みます。ガーン

またルアーを始めて間もない方からカラーについての質問を受けることも少なくありません。

そこで数回に分けて(あくまでも僕の偏った考えですが)カラーについて話していきます。
シーバス用のミノーを例にしましょう。


まず、僕のカラーを選ぶときの基本。

①よく見えるカラーを選ぶ。
②「下地・上塗り」の違いと「背中・横・腹」の違いとを分けて考え、キャラがかぶらないように買う。
③限定カラーは買わない。
④いつ、どこで、どのような状況で使う為のカラーか説明できないなら買わない。

以上、シンプルです。

①は②で言うところの背中の上塗りの色です。光量が少ない条件でもどこにルアーがあるか分かりやすい色。イエローやピンクがいいですね。経験が浅い方は①を一番重要視した方がより最初の一匹に近づけると思います。

続いて②。
以前、「こっちのマイワシカラーがダメなら、こっちのカタクチカラー」っていうカラーチェンジをしている方がいましたが、どちらもレーザー(ホロ?)下地。僕的に言えば「同じ色じゃん」である。(決して否定はしていません)

下地バリエーションとしてはレーザー(ホロ)、メタリック、パールの3パターン。
それ以外は迷いが生じるだけなので買いません。僕は優柔不断なのです。テヘッ
でも心配という人はゴールド、ブラック、クリアーを追加しましょう。

背中の色は釣り人が一番見やすいところ。ここの色で視認性がほぼ決まります。
横は下地の色。
腹はルアーより下層の魚が一番見るところ。ただし魚からは逆光の場合が多いので普段僕たちが見るような感じとは違っています。

トップウォーターだと腹の色が大事で背中は関係ないと思っている方がいらっしゃいますが、特にペンシルなんかはアクション時にかなり横倒しになるので背中、特に横の色は無視できない状況がまぁまぁあります。

③は限定ルアーと言い換えることもでき、もう2度と手に入らないかもしれない、長い期間データ収集できないルアーには用はない。

④は「なんか知らんけど釣れそう」ってだけで買ってるとお金が。。。
特に初心者の方が「これはリアル!」って思うカラー、僕と同世代の方でいうなら「これはナチュラル!」って思うカラーに飛びついてはいけない。あくまでも目的があっての行動(購入)であるべき。


以上を踏まえ、お勧めカラーを選ぶと
パール下地のイエローバック。1色だけ選べって言われたら僕はこれ。
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R50+SSR F-G
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R50+SSR F-G

視認性No.1 見切られる?んなこた~ない。






パール下地がイヤならレーザー下地のこれ。
ただナチュラル系のカラーと下地がダブりやすくなります。
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R50 LD F-G
ダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R50 LD F-G

これもよく釣れるカラーですよ。





なぜ見えることが大事かは次回で。
  


Posted by HARU at 21:43Comments(0)ルアーのクスリ