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2010年09月27日

楽しみましょう

今回は私自身が思っていることを少し話してみようかと思います。
(たまにはこんなんもいいかなぁ~って)

最近、ルアーフィッシングの世界では自動的にイレギュラー・アクションを起こすルアーが注目されています。
そしてソルトウォーターの世界でも、匂い・味のついたルアーが人気を誇ってます。

もちろんそれが悪いわけはなく、「あり」「なし」でいうと間違いなく「あり」ですし、またそれをただ使いさえすれば釣れるというほど釣りは甘くはない。そこには確かに釣り人のテクニックと知恵がこめられています。

何が言いたいかというと、ルアーフィッシング界全体が急速に(私にとって)面白くない方向に進んで行きそうな気配に心配感が募っています汗

私が何故、ルアー・フライフィッシングに夢中なのか?

それはルアー・フライというものが釣り人側の「コントロールする」という能力に依存してくれるからです。

偽物に食いつかせるというハードルを越える為に駆使するテクニックが非常に面白い。
(もちろん餌釣りにおいても餌をコントロールしないとベストな釣果は得られません。)

私が幼少の頃・・・つまりは釣りを初めてしばらくやっていた釣りはどれも餌釣りばかりでした。なにせ疑似餌釣りというものがあることを全く知らなかったからです。本でもテレビでも餌釣り以外の情報に出会うことはありませんでした。

小学校の中学年くらいになると身近にいる魚という魚を餌で釣りまくりました。
「あいつを釣りたい」と思えば「あいつは何食べてんだ?何を餌にすれば釣れるんだ?」から入る。
それが基本であり、唯一の手段と思っていました。

狙ってないのにたまたま釣れた魚も「もっとこいつを釣りたい」「偶然じゃなく狙ってこいつを釣りたい」という欲求に駆られ食性や習性を調べ、餌や仕掛けを考える。

実験と考察と発見の毎日。

しかしながらそれらの釣りすべてに共通するのは、魚が口にしても何の不思議もない餌を使ったものでした。

そしてある日、私の釣り人生に激震が走りましたビックリ

ルアーフィッシングとの出会い。

「魚が餌を食べる → だからその餌に針を仕込む → 釣れる」という図式からの逸脱。

「餌じゃないものに魚が食いつく」
「本当なのか、それは?? すげーなぁ!キラキラ

一発で興味を持ち、それが真実なのかどうなのか、自分で試してみないと気がすまなくなりました。

そして実際にルアーで魚を釣り上げ確信。

ルアーで釣った方が面白い!
(もちろん私にとって・・・です。今ではフライで釣るのが一番楽しくなっています。)

餌釣りにおいて「どういうふうに狙うか作戦を練る→その為には餌をどう送り込むか→その為にはどの餌を使うか」ということに面白味を見出していたわたしにとって、「どのルアーを選ぶか」「どうルアーをコントロールするか」ということが楽しくてしょうがありませんでした。

そしてその面白さを増幅してくれる要素が、釣り人側が操作しないと魚が食いつくとは考えにくい金属・プラスチック等でできたものを使う・・・ということでした。

より餌とかけ離れていると思えるルアーで釣った方がなんだか自分の手柄が大きいような気がして面白かった(今も)。

そういう思考回路で動いているので、いかにも餌らしい形・色・質感のルアーでは面白味が薄く感じられてしまい、匂いや味まで付けられると「こんなものを咥えさせた!」という感動がなくなってしまうので「好きな釣り方をしている」という満足感が得られなくなる。

しかしながら最近はソフトベイトで匂い・味の付いてないヤツなんてないんじゃない?・・・って感じですので私も匂い・味付きを使います(泣)。

一方、先に挙げた自動でイレギュラーアクションするルアーを私は使わないか?・・・と聞かれれば・・・

そのルアーが店頭に並んでいたら買います(キッパリ)テヘッ

自動でイレギュラーアクションするルアー。
いとも簡単に、しかも勝手に大物を連れてきてくれそうに思われてますが、これを本当に「使いこなす」のは非常に難しいですよ。

いつ起こるか分からないアクションを確実に、そしてベストのタイミングで魚に見せるためには魚の着き場を正確に見抜いた上で、死角や障害物の位置を考慮し、トレースコースを選定せねばなりません。

誤解していただきたくないのは、これはこのルアーの欠点ではなく、どういう条件で使うかという「選択」が重要であり、その重要な選択が使い手に依存されている点がこの手のルアーの面白味の一つであるということです。

トーナメント等で武器として使用するのであれば、イレギュラー・アクションの発生頻度を調節するか、意図的に発生させるようにコントロール可能にするかが必要だと思います。
(現実的には後者でしょう)


「ただ巻き」というのがありますが、
「ただ巻き」=「ただ投げて巻く」ではないと思っています。

ロッドでアクションをつけず、一定スピードでリーリングすることによって得られるアクションです。

「一定のスピードでリーリングする」=「ステディリトリーブ」であっても、「一定のスピードでルアーを泳がせる」はイコールでない場合が多々あります。(というかほとんどそう)。

「このルアーはレンジキープ力がある」なんて言いますが、水面とベタ底以外一定のレンジをただ巻きでキープするのはほぼ不可能です。

これを「知らない」とか「できないんだから欠点だ」と思うのと、「知っててコントロールする」あるいは「逆にそれを利用する」はものすごく違うんです。

どっちがいいとか上手いとかじゃなくてですね、後者の方の考えを選択できるともの凄く楽しい世界が開けます。

アジやメバルをルアーで釣ってて、釣れないのは偽者の餌だから・・・としか考えられないのであれば、ニオイ・味付きを選択するしかありません。
さすがに「ジグヘッドに青イソメ」を見たときはヒキましたタラ~。別にジグヘッドじゃなくてもって・・・。もっと餌の特徴を活かせる仕掛けの方が楽しいのでは?

でも実際はルアーのカラー選択、タイプ選択やレンジ、リトリーブスピードの変更、アクションの入れ方によって餌釣りとほぼ互角に釣れます。

そしてルアーアングラーであれば、それらの選択で変わっていく魚の反応をみて、その日のベストを探していくという楽しみを見つけてほしいと思います。

なんだか色々書いてしまいましたが、ルアーフィッシングってもっと楽しいんだよ、フライフィッシングももっと楽しいんだよ、いやいやそもそも釣りってもっと楽しいんだよ、って言いたかっただけですので、それぞれ各人が個々の価値観で楽しんでください。

私がフライでカマスやメバルを釣ってるとき、ルアーアングラーの方からされる一番悲しい質問は「やっぱフライの方が釣れるんすか?」というものです。

実際よく釣れるんですが、「フライで釣った方が楽しい」から私はフライで釣ってるだけです。


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この記事へのコメント
そう考えると、「バスフィッシングの世界は楽しい道具が多いなぁ」って感じます。
釣りたいから、「餌に似せる」という考えより「誘引のエキスを抽出する」という感覚が好きですね。
Posted by サモノヽン at 2010年09月29日 11:54
まったくもって同感です。
「誘引のエキスを抽出する」
よい言い回しですね。

匂いをつけて、味をつけて・・・といった足し算的な考えよりも、余分なものを如何にそぎ落とすか・・・といった引き算的な考え方の方が好きです。

バス用のアメリカンなルアーなんか楽しいヤツが多いですもんね。それでいてしっかり機能的だったりしてしびれます。
Posted by HARUHARU at 2010年09月30日 17:44
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