2012年05月12日
ルアーセレクト
「ルアーを1個しか使っちゃダメ!としたら何を選ぶ?」
「もし、無人島に隔離されるとして、1個だけルアーも持ち込みを許されたら何を持っていく?」
ルアーフィッシャー同士の飲み会でよく出るトークテーマです。
はたしてこの質問は何を問うているのでしょうか?
この質問がどんな状況でも対応できる汎用性の1番高いルアーを聞いているとすると・・・
あなたならどんなルアーを選びますか?
質問が漠然とし過ぎているので、サーフや磯や河口でシーバス、青物、底物を狙うミノーの場合とします。
私ならダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R-50を選択します。
その理由は・・・
使いなれているから。
なぜ使いなれている物が良いか?
潜行深度、アクション、飛距離等を熟知できているからです。
ただ「解っている」というレベルではなく、例えば潜行深度についてはメーカー資料の数値ではなく、リーダーの太さの影響度合いまで想像がつくということです。
アクションについても、ロッドに伝わってくる感覚で、どうアクションしているかが想像つく・・・といったことまでわかることが重要です。
R-50のアクションは控えめ。
警戒心たっぷりの相手にも嫌われにくい特徴があります。
「派手なアクションの方が有効な場合、不利じゃ?」
その場合はトゥイッチングやジャーキングで対応します。
どのようにロッドを操作すれば どう動くかを把握できているR-50ならば ほぼどんな状況でも対応可能だと思えます。
潜行深度がもう少し深い方が魚からの反応が良好・・・という状況に出くわせば、フックサイズを#4から上げれば(割と)対応できます。
飛距離に関して言えば同クラスのミノーではトップクラスですし、耐久性もあります。
話は変わりますが・・・
よくいろいろなルアーのインプレでリップが折れたとか聞きますが、リップ折れを含めルアーが壊れた経験が私はほとんどありません。あれって・・・・?
本題に戻します。
先の質問の答えとして「sasuke烈波120」という選択肢もあります。
烈波はR-50よりも潜行深度が深めに設定してあります。
烈波では深すぎる・・・という状況下ではリーリングスピードを落とすという方法で対応せざるを得ず、アクション維持等で不自由です。
逆に烈波の深さでドンピシャな場合には、先のフックサイズアップでR-50は対応できます。
サイズアップしたフックの重量分アクションが小さくなりますがこれまたジャーク等で対応できます。
烈波の方がR-50よりもアクションが派手です。もし動きすぎて嫌われていると感じれば、フックサイズアップすればアクションを押さえられますが、同時に潜行深度が増します。
(注意:烈波が動きすぎて釣れないという経験はありません)
以上もろもろ含め、選ぶとすれば「R-50」ということになります。
で・・・
実を言うと
ここまでが「前振り」です(笑)
こういう話をすると
「R-50さえ買えば釣れるんだ」とか
「やべ、R-50持ってないから買わなきゃ」とか
「何言ってんの、烈波の方が超釣れるジャン!」とか
「R-50をずっと投げて無反応だったのに烈波に変えたら1発だったぞ」とか
「俺はD社は嫌いだ!」
とか
そういった意見が必ず出てきます。
私はそんなことを言っているわけではありませんよ。
本題中の本題。
ルアー・セレクトとは?
R-50を使うか烈波を使うかなんて、どっちでもいいんですよ。
正直、どっちかでしか釣れない状況が特殊なのであって、大抵の場合はどっちでも釣れます。
メタルジグやソフトルアーと交換することを考えたら、どっちも同じようなものです。
ただし、そこには確かな「差」があります。
その差から「追ってくるけど食わない」とか「魚がルアーを発見する確率が低い」などが起こる可能性があります。
そのような要因が多いと、不必要なキャストが増え、結果HIT率の低下を起こします。
相手がより水面を意識しているので潜行深度の浅い方を・・・
濁りが出て視界が効いていないから・・・
離岸流が弱く魚が広い範囲に散らばっているから・・・
そういったことからHIT率がより高いであろうものをセレクトしていくことが重要であると私は思っています。
R-50を投げ倒したけど反応がなかった。
烈波にしたら1発!
だから烈波の方が・・・ではなく
アクションが大きい方が反応が良い?
じゃ、よりアクションが大きいものでは?
逆により小さいものでは?
潜行深度が深い方がよい?
じゃ、もっと深く潜るものでは?
カラーは?
サイズは?
・・・と釣れた(もしくは釣れなかった)理由を探し、検討していく・・・ということは
HIT率を上げる近道でもありますし、これこそ多種多様なルアーを使用するルアーフィッシングの醍醐味であると思います。
決して烈波じゃないと釣れないわけでも、R-50だから釣れるわけでもありません。
ルアーフィッシングの基本として
魚 → 釣り方 → ルアー
という優先順位があります。
「○○サーフでは烈波使ってた人だけシーバスをキャッチできた」
→「やばい、烈波持ってないよ。買わなきゃ(汗っ)」
というのは
ルアー → 魚
の順になってます。
それがダメというわけではありません。
ルアー1個々の個性を知り尽くし、その差を考えて使い分けていく・・・という世界も知ってみると楽しいですよ。

注:写真は以前のものです。
「もし、無人島に隔離されるとして、1個だけルアーも持ち込みを許されたら何を持っていく?」
ルアーフィッシャー同士の飲み会でよく出るトークテーマです。
はたしてこの質問は何を問うているのでしょうか?
この質問がどんな状況でも対応できる汎用性の1番高いルアーを聞いているとすると・・・
あなたならどんなルアーを選びますか?
質問が漠然とし過ぎているので、サーフや磯や河口でシーバス、青物、底物を狙うミノーの場合とします。
私ならダイワ(Daiwa) ショアラインシャイナー R-50を選択します。
その理由は・・・
使いなれているから。
なぜ使いなれている物が良いか?
潜行深度、アクション、飛距離等を熟知できているからです。
ただ「解っている」というレベルではなく、例えば潜行深度についてはメーカー資料の数値ではなく、リーダーの太さの影響度合いまで想像がつくということです。
アクションについても、ロッドに伝わってくる感覚で、どうアクションしているかが想像つく・・・といったことまでわかることが重要です。
R-50のアクションは控えめ。
警戒心たっぷりの相手にも嫌われにくい特徴があります。
「派手なアクションの方が有効な場合、不利じゃ?」
その場合はトゥイッチングやジャーキングで対応します。
どのようにロッドを操作すれば どう動くかを把握できているR-50ならば ほぼどんな状況でも対応可能だと思えます。
潜行深度がもう少し深い方が魚からの反応が良好・・・という状況に出くわせば、フックサイズを#4から上げれば(割と)対応できます。
飛距離に関して言えば同クラスのミノーではトップクラスですし、耐久性もあります。
話は変わりますが・・・
よくいろいろなルアーのインプレでリップが折れたとか聞きますが、リップ折れを含めルアーが壊れた経験が私はほとんどありません。あれって・・・・?
本題に戻します。
先の質問の答えとして「sasuke烈波120」という選択肢もあります。
烈波はR-50よりも潜行深度が深めに設定してあります。
烈波では深すぎる・・・という状況下ではリーリングスピードを落とすという方法で対応せざるを得ず、アクション維持等で不自由です。
逆に烈波の深さでドンピシャな場合には、先のフックサイズアップでR-50は対応できます。
サイズアップしたフックの重量分アクションが小さくなりますがこれまたジャーク等で対応できます。
烈波の方がR-50よりもアクションが派手です。もし動きすぎて嫌われていると感じれば、フックサイズアップすればアクションを押さえられますが、同時に潜行深度が増します。
(注意:烈波が動きすぎて釣れないという経験はありません)
以上もろもろ含め、選ぶとすれば「R-50」ということになります。
で・・・
実を言うと
ここまでが「前振り」です(笑)
こういう話をすると
「R-50さえ買えば釣れるんだ」とか
「やべ、R-50持ってないから買わなきゃ」とか
「何言ってんの、烈波の方が超釣れるジャン!」とか
「R-50をずっと投げて無反応だったのに烈波に変えたら1発だったぞ」とか
「俺はD社は嫌いだ!」
とか
そういった意見が必ず出てきます。
私はそんなことを言っているわけではありませんよ。
本題中の本題。
ルアー・セレクトとは?
R-50を使うか烈波を使うかなんて、どっちでもいいんですよ。
正直、どっちかでしか釣れない状況が特殊なのであって、大抵の場合はどっちでも釣れます。
メタルジグやソフトルアーと交換することを考えたら、どっちも同じようなものです。
ただし、そこには確かな「差」があります。
その差から「追ってくるけど食わない」とか「魚がルアーを発見する確率が低い」などが起こる可能性があります。
そのような要因が多いと、不必要なキャストが増え、結果HIT率の低下を起こします。
相手がより水面を意識しているので潜行深度の浅い方を・・・
濁りが出て視界が効いていないから・・・
離岸流が弱く魚が広い範囲に散らばっているから・・・
そういったことからHIT率がより高いであろうものをセレクトしていくことが重要であると私は思っています。
R-50を投げ倒したけど反応がなかった。
烈波にしたら1発!
だから烈波の方が・・・ではなく
アクションが大きい方が反応が良い?
じゃ、よりアクションが大きいものでは?
逆により小さいものでは?
潜行深度が深い方がよい?
じゃ、もっと深く潜るものでは?
カラーは?
サイズは?
・・・と釣れた(もしくは釣れなかった)理由を探し、検討していく・・・ということは
HIT率を上げる近道でもありますし、これこそ多種多様なルアーを使用するルアーフィッシングの醍醐味であると思います。
決して烈波じゃないと釣れないわけでも、R-50だから釣れるわけでもありません。
ルアーフィッシングの基本として
魚 → 釣り方 → ルアー
という優先順位があります。
「○○サーフでは烈波使ってた人だけシーバスをキャッチできた」
→「やばい、烈波持ってないよ。買わなきゃ(汗っ)」
というのは
ルアー → 魚
の順になってます。
それがダメというわけではありません。
ルアー1個々の個性を知り尽くし、その差を考えて使い分けていく・・・という世界も知ってみると楽しいですよ。

注:写真は以前のものです。
Posted by HARU at 16:01│Comments(2)
│技術向上のためのクスリ
この記事へのコメント
お久しぶりです。
私はサスケ派です!(笑)
飛ぶし、なんでも及第点に釣れるというのが魅力かな?
R50も偶然買ったんで今度試してみます。
私はサスケ派です!(笑)
飛ぶし、なんでも及第点に釣れるというのが魅力かな?
R50も偶然買ったんで今度試してみます。
Posted by 山猫 玉三郎 at 2012年05月13日 10:17
久々になっちゃってます。
熱砂 スピンブリーズ、ショアライシャイナ-Z120Fを試したんですが、やっぱりサスケは逸品ですね。
熱砂 スピンブリーズ、ショアライシャイナ-Z120Fを試したんですが、やっぱりサスケは逸品ですね。
Posted by HARU
at 2012年05月13日 12:40

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