2012年04月28日
水温チェック
きわめてさりげなく・・・blog復活なのです(笑)
すっかり「春真っ盛り」になってきましたね。
釣り物も多くて困る季節です。
メバルは体力回復してきたし、
シーバスも戻ってきているし、
バスは「今釣らねばいつ釣る?」感もあるし、
ここ数年、夢中の「シモリ仕掛け」で狙うフナもいい季節だし、
もちろん渓流も解禁。
体がもちません(笑)
さて、この「春」という季節、
いえ、「冬→春」という時期の特徴としては、温度の上昇があげられると思います。
温度とはもちろん、ときに気温を、ときに水温を示すわけです。
釣り師においては水温を気にするわけですが、私とはとらえ方の違う釣り師をよく見かけますので、今回は私のとらえ方を少々。
「水温〇〇℃を越えたら〇〇」なんて
産卵等よく聞きますが、これにおいてはあまり否定する意志はありません。
水産試験場や研究機関等の報告などみる限り、きちんとしたデータが取ってある場合がほとんどです。
しかしながらこれをすぐさま(そのまま)釣り場で持ち出すのは「???」です。
水というのは温度により比重が異なります。これが曲者で違う温度の水は意外と混ざり合いません。
ウェーディングやフローターやる方は経験があると思いますが、周りと温度の違う水の固まりにぶつかって「おおっ」となることがあります。
止水に近い内水面ではかなり多くみられる現象です。
もうお分かりですね。
〇〇℃を越えると・・・というのは確かな事。
では、その「〇〇℃を越えた」という事実を実際のフィールドで、どう知りうるのか?
水温計を手に持ってチャプンと水につけても実際のターゲットの感じている水温とは一致していない可能性があります。
水温計をルアーの代わりにつけて、キャストする・・・
底物だとある程度有用なデータが取れると思います。しかしながら今までやっている方と数名お会いしましたが、どの方も測定は1回きり。測定ポイントが少なすぎます。
では水温を測る意味はないのか?
意味は十分あると思います。
ただデータの扱い方の問題です。
私も水温を測ることがあります。
解禁当初の渓流で思ったようにドライフライにヤマメがでないときです。
「フライがマッチしていない」、「ヤマメが中層~低層の餌に固執している」、「アプローチに失敗してキャスト前に逃げられている」といった要因とともに「水温が低すぎて活性がない」という要因を疑ったときです。
しかしながら我が温暖な九州の地。水温が低すぎてドライにでないということは、ほぼありません。
「一応・・・」という感じで測るレベルです。
といっても私なりのデータがありまして・・・
境界線は流れに手を浸けて・・・
「ずっと浸けていられない温度」か否か?です(笑)
ある程度浸けていられる温度ならば確実にドライフライを食ってこれる温度です。
いい加減でしょ(笑)
なのでノン・エビデンスです。(自信はありますよ)
さて
水温に対するとらえ方の別の側面の話に移ります。
例えば15~25℃の水温で元気いっぱい!の魚がいるとします。
釣り場がこの水温である季節であれば釣り頃ですね。
では水温10℃では釣れないか?
釣れます。
釣れるといっても、あまり釣れないか?
よく釣れる場合があります。
どんな状況か考えていきましょう。
まず水温20℃から一気に10℃に落ちたとき。
この状況はものすごく釣れません。
次に5℃だった水温が10℃に上昇した状況。
これは悪くありません。
次のケース。
何日間も安定して水温が10℃を維持している状況。
これは釣れます。
魚の生命維持が危うくなるような水温でなければ、低いなら低いなりに安定していれば意外に高活性です。
以上、まとめますと・・・
「水温〇〇℃」ということよりも、
「どう推移したか(しているか)?」
その状況が「安定しているか否か?」
が重要となります。
我々は釣り師なので水温の情報が知りたいわけです。
しかしながら毎日釣り場に行って水温測定する時間はありません。(しかも先に説明した通り、極在したデータではダメ)
そこでネット等で気温をみて推測するわけです。
漠然と〇〇℃・・・と見るわけではないのは説明済みです。
変化の度合いが大事です。
また、温度の変化ではなく季節の変化を見るのも有効な手です。
桜は毎年「〇月の第3火曜日に咲きます」といったことはありませんよね。
魚も同じです。
そこで魚が釣れだした時期を日付ではなく、そのとき咲いている花で覚える・・・というものです。
これはかなり有用です。
が・・・
桜も一気に咲くときもあれば、あっちは満開、でもこっちは3分咲きってことも。
難しいですね(笑)

↑
こっちはまだ咲いてないけど

↑
こっちは満開・・・みたいにですね。(記事upする時間がなくて桜からツツジの季節になってしまいました
)
大きなことを予測するのは難しいことです。
まずは小さなパターンを少しずつでも増やしていくことからです。
「この感じになると、あそこにあのパターンの魚が入っている可能性あり」
といった具合です。
そしていつも感覚を研いでおくことです。
感覚・・・って大事ですよ。
感覚といいましたが、言葉にしてちゃんと人に説明できる程度でないとダメですよ。
「なんか言葉にできんけど、な~んかこう、あるんよね」っていうのは、大抵なにもないです(笑)。
さて1枚の写真

この記事を書こうと思いついた今からしばらく前の「道端の草」の写真です。
なんちゃない草ですが、人によってはビックリするくらい情報を引き出してきます。
通勤途中の道端の写真を撮ってみてください。
そして数日後の同じような天気の同じ時間、同じ場所の道端の写真を撮って2枚比べてみてください。
今の季節、驚くほど変わってるはずです。
すっかり「春真っ盛り」になってきましたね。
釣り物も多くて困る季節です。
メバルは体力回復してきたし、
シーバスも戻ってきているし、
バスは「今釣らねばいつ釣る?」感もあるし、
ここ数年、夢中の「シモリ仕掛け」で狙うフナもいい季節だし、
もちろん渓流も解禁。
体がもちません(笑)
さて、この「春」という季節、
いえ、「冬→春」という時期の特徴としては、温度の上昇があげられると思います。
温度とはもちろん、ときに気温を、ときに水温を示すわけです。
釣り師においては水温を気にするわけですが、私とはとらえ方の違う釣り師をよく見かけますので、今回は私のとらえ方を少々。
「水温〇〇℃を越えたら〇〇」なんて
産卵等よく聞きますが、これにおいてはあまり否定する意志はありません。
水産試験場や研究機関等の報告などみる限り、きちんとしたデータが取ってある場合がほとんどです。
しかしながらこれをすぐさま(そのまま)釣り場で持ち出すのは「???」です。
水というのは温度により比重が異なります。これが曲者で違う温度の水は意外と混ざり合いません。
ウェーディングやフローターやる方は経験があると思いますが、周りと温度の違う水の固まりにぶつかって「おおっ」となることがあります。
止水に近い内水面ではかなり多くみられる現象です。
もうお分かりですね。
〇〇℃を越えると・・・というのは確かな事。
では、その「〇〇℃を越えた」という事実を実際のフィールドで、どう知りうるのか?
水温計を手に持ってチャプンと水につけても実際のターゲットの感じている水温とは一致していない可能性があります。
水温計をルアーの代わりにつけて、キャストする・・・
底物だとある程度有用なデータが取れると思います。しかしながら今までやっている方と数名お会いしましたが、どの方も測定は1回きり。測定ポイントが少なすぎます。
では水温を測る意味はないのか?
意味は十分あると思います。
ただデータの扱い方の問題です。
私も水温を測ることがあります。
解禁当初の渓流で思ったようにドライフライにヤマメがでないときです。
「フライがマッチしていない」、「ヤマメが中層~低層の餌に固執している」、「アプローチに失敗してキャスト前に逃げられている」といった要因とともに「水温が低すぎて活性がない」という要因を疑ったときです。
しかしながら我が温暖な九州の地。水温が低すぎてドライにでないということは、ほぼありません。
「一応・・・」という感じで測るレベルです。
といっても私なりのデータがありまして・・・
境界線は流れに手を浸けて・・・
「ずっと浸けていられない温度」か否か?です(笑)
ある程度浸けていられる温度ならば確実にドライフライを食ってこれる温度です。
いい加減でしょ(笑)
なのでノン・エビデンスです。(自信はありますよ)
さて
水温に対するとらえ方の別の側面の話に移ります。
例えば15~25℃の水温で元気いっぱい!の魚がいるとします。
釣り場がこの水温である季節であれば釣り頃ですね。
では水温10℃では釣れないか?
釣れます。
釣れるといっても、あまり釣れないか?
よく釣れる場合があります。
どんな状況か考えていきましょう。
まず水温20℃から一気に10℃に落ちたとき。
この状況はものすごく釣れません。
次に5℃だった水温が10℃に上昇した状況。
これは悪くありません。
次のケース。
何日間も安定して水温が10℃を維持している状況。
これは釣れます。
魚の生命維持が危うくなるような水温でなければ、低いなら低いなりに安定していれば意外に高活性です。
以上、まとめますと・・・
「水温〇〇℃」ということよりも、
「どう推移したか(しているか)?」
その状況が「安定しているか否か?」
が重要となります。
我々は釣り師なので水温の情報が知りたいわけです。
しかしながら毎日釣り場に行って水温測定する時間はありません。(しかも先に説明した通り、極在したデータではダメ)
そこでネット等で気温をみて推測するわけです。
漠然と〇〇℃・・・と見るわけではないのは説明済みです。
変化の度合いが大事です。
また、温度の変化ではなく季節の変化を見るのも有効な手です。
桜は毎年「〇月の第3火曜日に咲きます」といったことはありませんよね。
魚も同じです。
そこで魚が釣れだした時期を日付ではなく、そのとき咲いている花で覚える・・・というものです。
これはかなり有用です。
が・・・
桜も一気に咲くときもあれば、あっちは満開、でもこっちは3分咲きってことも。
難しいですね(笑)
↑
こっちはまだ咲いてないけど
↑
こっちは満開・・・みたいにですね。(記事upする時間がなくて桜からツツジの季節になってしまいました

大きなことを予測するのは難しいことです。
まずは小さなパターンを少しずつでも増やしていくことからです。
「この感じになると、あそこにあのパターンの魚が入っている可能性あり」
といった具合です。
そしていつも感覚を研いでおくことです。
感覚・・・って大事ですよ。
感覚といいましたが、言葉にしてちゃんと人に説明できる程度でないとダメですよ。
「なんか言葉にできんけど、な~んかこう、あるんよね」っていうのは、大抵なにもないです(笑)。
さて1枚の写真

この記事を書こうと思いついた今からしばらく前の「道端の草」の写真です。
なんちゃない草ですが、人によってはビックリするくらい情報を引き出してきます。
通勤途中の道端の写真を撮ってみてください。
そして数日後の同じような天気の同じ時間、同じ場所の道端の写真を撮って2枚比べてみてください。
今の季節、驚くほど変わってるはずです。
Posted by HARU at 18:07│Comments(0)
│技術向上のためのクスリ
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